お役立ち情報

blog.

新築注文住宅のよくある失敗例【5選】

せっかく注文住宅を購入するなら、満足のいく家にしたいですよね。
しかしマイホームが完成してから「こうすればよかった」と後悔した…という話はよく聞きます。

そこで今回は、家を建てる際に陥りがちな失敗例を紹介し、同じ過ちを避けるためのポイントを
お伝えします。これから家づくりを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

失敗例1.生活動線が悪い

間取りを妥協すると、住んでから不便に感じるかもしれません。特に洗濯に関しては、
「洗う→干す→畳む→収納する」の4つの工程をスムーズに行えるかどうかが重要です。

例えば、洗濯機が1階にあって物干し場が2階にあると、重たい洗濯物を持って階段を
上り下りする回数が増えます。これが毎日のことになると、かなりストレスを感じるでしょう。

「毎日の家事を少しでも楽にしたい」と考える方は、動線をしっかりと設計に取り入れましょう。
例えば、ランドリールームを洗濯機の近くに設けたり、物干し場を同じ階に設置したりするのが
おすすめですよ。

失敗例2.コンセントが足りない

家具の配置や生活動線を考えずにコンセントの位置を決めると、使い勝手が悪くなってしまいます。
新築の家に引っ越してから、「ここにコンセントがあったらよかったのに!

」と困るかもしれません。

例えば、ソファやベッドの裏側にコンセントが隠れてしまって、使いたい場所で使えないことがあります。また、キッチンで複数の電化製品を使いたいのに、コンセントの数が足りなくなることも考えられます。

最近では、スマホやタブレットなどの充電場所が足りないという問題もよく聞きます。
「充電する場所がない!」と困らないためには、1部屋に最低でも2か所、
人が集まるリビングやダイニングには5か所以上のコンセントを設けることをおすすめします。

失敗例3.部屋の数が少ない

一軒家の間取りは、夫婦のみなら1LDK、夫婦+子ども1人なら2LDK、子ども2人なら3LDKが目安です。家族構成や生活スタイルの変化を考えずに間取りを決めると、将来的に住みにくさを感じる
可能性が高いので要注意。

例えば、子どもが増えると、それぞれの子ども部屋が必要になりますよね。また、在宅ワークがメインの方は、家族と過ごす部屋とは別にワークスペースを設けることで仕事に集中しやすくなるでしょう。

生活スタイルに合わせて間取りを変更できるよう、柔軟性を持たせることが成功のポイントです。
具体的には「広めのリビングを確保しておき、仕切りを入れて部屋を増やせるように設計する」などの工夫が考えられます。

今の生活だけでなく、未来の生活も考えて間取りを計画してみてくださいね。

失敗例4.収納スペースが少ない

リビングや寝室を広くしたいために、収納スペースを小さくしようと考える人も多いでしょう。
でも、新築の家に住み始めてから「前の家にあったものが収納できない!」と困ってしまうかもしれません。

例えば、玄関には靴以外にも傘やブーツ・スポーツ用品などさまざまなアイテムを収納する必要があります。きちんと収納できるスペースがないと、玄関が散らかりがちになり、「家に入るたびにストレス!」ということになりかねません。

また、押し入れやクローゼットの広さが足りないと、衣類や布団などが収納できないことも…。
お客さまが来た時、収納に入りきらなかった荷物が見えてしまうと、
ちょっと恥ずかしい思いをするでしょう。

「収納スペースをもっと取っておけばよかった!」と後悔しないために、必要なものをリストアップし、それに見合った収納スペースを確保するようにしましょう。

失敗例5.リビングの窓が大きすぎる

リビングの窓と言えば、掃き出し窓(床から壁の高い位置まで高さのある、引き戸式の窓)を思い浮かべるのではないでしょうか。採光や風通しが良いため、人気の窓です。

しかし、窓が大きいほど屋外から家の中の様子が見えやすいので要注意。

「せっかく大きな窓なのに、カーテンを閉めっぱなしでは意味がない!」ということにならないように、プライバシー確保の方法も考えましょう。例えば「目隠しフェンスやカーテンを設置する」
「道路側は高窓や地窓に変更する」といった工夫が有効です。

また、大きな窓は外からの熱気や冷気を取り込みやすく、室内の温度管理が難しくなることがあります。「夏は暑く、冬は寒い…」と後悔してしまうかもしれません。「断熱性能の高い窓を選ぶ」
「北側の窓を小さくする」などを考えたほうがよいでしょう。

業者とも相談しながら、メリットやデメリットを踏まえたうえで、暮らしに合った窓を選んでくださいね。

まとめ

今回は新築注文住宅のよくある失敗例を紹介しました。家づくりにおいて後悔しやすいポイントを
事前に知っておくことで、後悔のない家づくりが可能になります。

専門家のアドバイスを受けながら、自分たちのライフスタイルに合った設計を考えてみてください。
しっかりと計画を立てて、長く快適に暮らせる家を目指しましょう。